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お盆の時期がやってきて、ご先祖様が帰ってくるタイミングで、パパにもちょっと長い休暇がやってきました。
今年は久しぶりに、赤川花火大会に行って来ました。
赤川は、山形県鶴岡市の花火大会です。 全国デザイン花火競技会を兼ねていて、立派な競技花火の大会です。
日本3大花火大会といわれる、大曲、長岡、土浦も競技花火の大会で、一般の花火大会と比べると完成度が違います。 赤川花火大会は、競技花火のほか、全長2kmの会場いっぱいを使った、超ワイドスターマインがあり、おそらく日本でもトップクラスの花火大会です。
横浜から鶴岡までは、首都高、東北道、山形道経由でおよそ500km。 途中休憩をはさむと、7~8時間ほどかかる距離です。
自宅5:13→浦和本線料金所6:07→羽生PA6:44(朝食)7:25→那須高原SA8:35(休憩)9:10→国見SA10:15(休憩)11:10→寒河江SA12:20(昼食)12:40→西川IC12:55→月山朝日サンチュアパーク13:17
行きは8時間超の行程となりました。 車中5時間半、休憩2時間半でしたが、1時間に1回休憩をいれれば、子供達もそれほど退屈しないことが分かりました。
月山朝日サンチュアパークは、冬季は湯殿山スキー場、夏季はキャンプ場として運営されていて、大変よく整備されています。今回の目的地である鶴岡市までは約30kmの距離にあります。標高は約500m、下界よりは2~3℃気温が低いものの、すごく涼しいというわけではありません。 開けた芝のサイトで虫も少なく、夜10時までですが風呂付き、場内で育てている野菜とり放題で、家族4人の1泊料金は5200円ですから、やはりキャンプは安いですね。ビジネスホテルでも4人を5000円で泊めてくれるところはなかなかありません。 キャンプ場は雨さえ降らなければ、周り中公園みたいなものですから、子供達も飽きませんし、金のない子連れが泊まりで旅行するには、最高の場所です。
鶴岡市内に着いたのは、夕方の4時過ぎ。 会場の河川敷には、まだまだスペースがたくさん空いています。 もちろん、すでに露店も営業していて、あちこちで宴会がスタートしていますが、とにかく会場が広く、ゆっくりと寝そべって見るのに十分なスペースを確保できました。 大会が用意した駐車場は、昼頃には既に満車となっていたようですが、今回も市内の時間貸し有料駐車場に停めることができました。まだ台数には余裕があるようです。具体的な場所をブログに載せるわけにはいきませんが・・・。
今年の花火は、割り物(尺玉の1発もの)以外の全てが音楽連動でした。 オープニングから、超ワイドのスターマインでスタート。 競技のスターマインも、音楽に合わせたせいか、ストーリーがあります。 中間の市民花火は、中央の半分くらいしか使わないワイドスターマインでしたが、これでも普通の花火大会と比べると十分に巨大で、写真を撮ろうにもファインダーに収まりきれません。燃えさかる火焔がバックに映ります。 そして、感動のフィナーレ。 さらにその後に、復興祈念の超ワイドスターマイン+2尺玉×3発。 これほど質の高い、まん丸の2尺玉を見たのは初めてです。
最近は、2尺玉を上げる花火大会もいくつかあり、中には3尺玉をあげる大会もありますが、たいていは形がつぶれていて、ただ大きいというだけのシロモノです。 無名の花火大会では、尺玉ですら形の悪いものが散見されますので、大きい花火を打ち上げることがいかに難しく、そして競技会に出るような花火師がいかにすごい技術を持っているのかがよく分かります。
花火は9時過ぎまで続き、車を出したのは、10時を回ってからでした。 子供達は、花火が終わるまでは起きていましたが、駐車場に着くころには、疲れてすっかり寝てしまいました。
キャンプ場に戻ってきたのは、夜の11時すぎ。 他のキャンパーも完全に就寝していて、場内は闇に包まれています。 午後の天候は曇でしたが、夜になり雲が晴れて、満天の星空を見ることができました。 ここでは、肉眼で天の川を見ることができます。 12時を過ぎて、月が上ってきてしまい、星が少し霞んでしまいました。
長い1日もようやく終わりです。